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図書レポート:狼と香辛料XVII Epilogue(電撃文庫)

カテゴリ : 電撃文庫
今日は、2度、アニメ化されたライトノベル、「狼と香辛料XVII Epilogue」のご紹介~♪
この本を読み始めたキッカケは、アニメを見て、単純におもしろい、と感じたから。
基本的に、ファンタジーモノは好きだし(何しろ、中学生の頃からTRPGのD&Dにはまっていた人ですから)、アニメのキャラデザインが黒田和也氏だった、というのも大きい(2期からキャラデザが変わりましたが)。

話の骨子も、基本的には会話劇、というのも興味深かったのを覚えています。
なんというか、普通のファンタジーモノとは趣が違うのに、「この世界観でTRPGで遊んだらおもしろいかも」と思わせる背景世界も魅力的でしたね。

というわけで、アニメを4話くらいまで見てから、その時点まで出ていた既刊本を大人買いして、一気に読破してからは、ずっと追い続けてきた作品です。

狼と香辛料 17 (電撃文庫 は 8-17)狼と香辛料 17 (電撃文庫 は 8-17)
(2011/07/08)
支倉 凍砂

商品詳細を見る


というわけで、以下、いつものようにネタバレ含みますので、読了した方のみどうぞ~♪



というわけで、「狼と香辛料XVII Epilogue」です。

狼と香辛料XVII Epilogue

著者/支倉凍砂イラスト/文倉 十定価 557円
ホロとロレンスの旅、感動の結末とは──
シリーズついに最終巻が登場!
『太陽の金貨』事件から数年。元羊飼いのノーラと女商人エーブは、ホロからの手紙を手に、北へと向かっていた。旅の途中、錬金術師ディアナも同じ馬車に乗り込んできて──。
 果たしてホロとロレンスは、幸せであり続ける物語を紡ぐことが出来たのか? 第16巻の後日譚を描く、ファン必読の書き下ろし中編のほか、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編も収録。
 剣も魔法も登場しないファンタジーとして多くの読者に愛された賢狼と行商人の旅の物語が、今巻でついに完結! 二人の旅の結末を、ぜひその目で見届けて下さい。


今回は「Epilogue」から「幕間」と「終幕」。「行商人と鈍色の騎士」、「狼と灰色の笑顔」、「狼と白い道」というそれぞれ短編のつめあわせです。

Epilogueを除けば、それまでの短編と同様、色に絡めたタイトルが目を引きます。
それでは、各エピソードの感想をば。。。


Epilogue~幕間
元羊飼いの娘、ノーラの飼い犬(?)、エネク視点で描かれるこの物語は、今まで登場した女性キャラ総出演です。
エーブ、ノーラ、ディアナ、エルサ、フラン……みな印象深いキャラたちです。
この中では、唯一、エーブのみがロレンスに気があるような印象でしたが……ホロかららしてみればそうでもなかった、と言うことでしょうか?w
ノーラはともかくとしても……エルさには恋人がいたはずですがw
そんなところからも、ホロの嫉妬深いところが推測されます。

それはそれとして。この5人はホロから届いた手紙(本人たちはロレンスから届いたモノと思っている)を頼りに、遠く離れた最北の地、ニョッヒラへと共に旅立ちます。
何でも、ロレンスとホロが結婚式を挙げるとか……

……って、エエー!!!!

まじですか? いや、表紙がホロの花嫁姿だからまさかねぇ、とは思っていましたが、本当だったとは……

見事に著者に踊らされる、私。いい読者ですね♪(違う)

で、なんやかやとロレンスを肴にしつつも5人はニョッヒラに向けて旅を続けます。
というか、この話は本当にそれだけの話です。
なのですが。いろいろとホロとロレンスの関係性を妄想せずにはいられません。


Epilogue~終幕
一方、コチラはロレンス視点。
ホロがエーブたちに勝手に手紙を出した事を知ったロレンスは、なにをソコまでホロを怒らせたのか、と思い悩むところから話はスタート。
そして、現在、ロレンスがどういう状態にあるのかが描かれます。

ニョッヒラの奥地で、新たに見つけた温泉を機転に湯屋を開くことにしたロレンス。
現在その準備に追われています。
ここ数年で、ホロとの関係性は、もう立派に夫婦になっています。
ホントに、式を挙げていないだけ、という事実婚ですw

ごめんなさい。この時点ですでにお腹いっぱいデス……

それなのに、ナンデスカ?

寝る前と起きたときには必ずホロの頬と額にキスをするロレンスとかっ!
ロレンスに言い寄ってきた女に嫉妬して、夜中に無言で目に涙をいっぱいためてロレンスのノドにかみついてきたホロとかっ!
言い寄ってきた女と決着を付けたロレンスに、無言で泣きながら抱きついて、ロレンスの体のあちこちの匂いをかぐホロとかっ!
ふつーに一緒に温泉につかっても動揺しないロレンスとかっ!

ホント、なんですか? このダダ甘仕様は!

読んでいるだけで虫歯になりそうです

いや、こういうダダ甘話は結構好きですよ、私。別冊図書館戦争もおいしく召し上がりましたよ、ええ!
でもね。
それまでのロレンスのオタオタっぷりを考えれば、ベタ甘になるのはロレンスであって、ホロじゃないでしょ!?
なのに、なのにですよ!
これ、ホロの方がロレンスに参っちゃってる構図じゃないですかっ!

……意外です。心の底から意外です。

でも、でも……

ホントーにアリガトー!

ごちそうさまでしたっ!


あとは、基本的にはオールスター総出演、といった感じでしたかね?(名前しか出ていない人もいましたけど)

コル? あー、まあ、うん。いい男になっていましたよ?
ホロとロレンスのアマアマバカップルの影に隠れていましたけどねっ!


行商人と鈍色の騎士
森の中にある砦跡の廃墟で雨宿りをするホロとロレンス。
そこで語られるロレンスの回想。それがこのエピソードです。

まだ行商人として独立してそんなに経験を積んでいないロレンス、なんていうレアな時期のお話です。
一言で言って、過去の栄光とも言えないような、それでも、本人にとっては輝かしかったであろう過去。それに思いをはせつつも、財産を処分して旅に出ようとする元騎士の老人。
その胸中を思いながらも、どう返していいかわからないロレンス。

特に事件が起こるわけでもなく、淡々と話が進み、そして淡々と話が終わるのですが、それだけに響くモノがあります。
こういう、事件らしい事件が起こらない話も、話の持って行き方次第ではいい話になる、といういい例ですね。


狼と灰色の笑顔
ロレンスの顔見知りの商人に頼まれて、金勘定をすることになったロレンスとホロとコル。
ホロが見本として保ってきた貨幣が入った袋を、商人の貨幣の上にぶちまけてしまい、さあ大変。
なんとかより分けることが出来たけど、その裏には……

結局、ケンカしていても、ロレンスとホロは根っこの部分ではお互いを理解していますよ、というお話。
それをコル視点で物語ると、ただそれだけの話も、一つの物語に早変わりです。

これをロレンス視点で描かれていたら、あえて独立した話として取り上げられることはなかったであろう、そんなエピソードでした。

まあ、ぶっちゃけると、

夫婦げんかは犬も食わぬ、を地でいっているだけですが!

ホント、もう二人で勝手にやってろよ、と。w


狼と白い道
ロレンスとホロが立ち寄った村で、娯楽に飢えた村人たちに、冒険譚をせがまれてさあ大変。
さすがのホロも、村人たちのしつこさに辟易します。
見かねたロレンスがホロを連れ出しますが、どうしてそこまで話を聞きたがるのか理解できないホロに、ロレンスはその理由を話します。

このエピソードは、筋だけ話してしまえば、本当にそれだけですが。
旅から旅の行商人だからこそ、そして生涯のほとんどを村から出ない村人だからこそ、というその対比を語ることで、今後のホロとロレンスの関係性が浮き彫りになっている、というちょっとした変化球のようで全然変化球ではないお話です。

……なんか、「おおきく振りかぶって」の三橋の「まっすぐ」みたいだな、とは私の読後感。

なんというか、あってもなくてもいいエピソードのようにも思えますが、このエピソードを一番最後に持ってくることで、これまでの「狼と香辛料」シリーズの根幹に合った「旅」のテーマが浮き彫りになった感じがします。

あとがきで作者も言っていましたが、本当に、作者がやりたかったこと、言いたかったことを全部出し切ったんだな、というのが伝わる、そんなエピソードでした。


さて。これにて全部で17冊にも及んだ、ホロとロレンスの旅物語が幕を閉じました。
なんて言うか、ただひたすらに、ホロとロレンスのいちゃこらを間近で見せられて、

リア充氏ねっ! もげろっ!

とか言いたくなるような、そんな物語でもありましたが(ぉ
ちゃっかり子供が出来ているあたり、ロレンスもやることしっかりやっちゃっていますが……

とにもかくにも、ホロとロレンスにはこの先も末永くお幸せに。
という感じのお話でしたね。

胃がもたれそうな感じではありますが、おいしくいただきました。

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プロフィール

まぁ・きねんしす(まぁき)

Author:まぁ・きねんしす(まぁき)
名古屋=>静岡市清水区在住のアラフォー男。
これまでの人生において、ギャグマンガのワンシーンのような状況に何度も遭遇。
まぁきが話をすると、なぜかいつもオチを期待されてしまうのが悩みのタネだったりします。
「ブランデーやロックが似合う酒豪に見える」とはまぁきを知る誰もが一度は言うが、実は下戸。
こんな所もまんが的人生。

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